一般社団法人 広島市医師会 Hiroshima city medical association

広島市医師会と長崎市医師会は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻及び核兵器使用の示唆、核関連施設への攻撃と占拠という暴挙に強く抗議する

世界で唯一の被爆国である日本の被爆地ヒロシマ、ナガサキで、被ばく医療に携わる医師として、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻及び核兵器の使用を示唆するこの度の暴挙に強く抗議するとともに、何の罪もない子どもたちを含む、多くの一般市民の命を無差別に奪う行為を、医師として、また人として、決して許すことはできない。
プーチン大統領は、「世界で最も強力な核保有国の一つ」と発言して、核兵器の使用を示唆し、ウクライナにとどまらず世界中の国々を威嚇した。さらには、原子力発電所や核研究施設を攻撃し、占拠した。
このような行為は、ヒロシマ、ナガサキで今もなお被ばく後遺症に苦しむ人々への侮蔑であり、核兵器のない平和な世界の実現を目指す国際社会の努力を踏みにじるものである。
一刻も早く侵攻を中止し、国際社会の声に耳を傾け、平和的解決を進めるよう強く要請する。
No More Hiroshima.  No More Nagasaki.  No More Hibakusha.

2022年3月
広島市医師会
長崎市医師会

 
   

ページの先頭へ