みんな 元気かにゃん?
寒い季節をどうやって元気に乗り越えようか💦 と考えながら
こたつでゴロゴロしている、基町にゃんたろうだにゃん(^◇^)
今日は、大好きな奥さんを知恵と技術で支えて見送られ、現在はお一人で
生活をされている90歳の男性 Tさんを紹介するにゃん。
Tさんは現在 週1回のデイケアと週2回のヘルパーを利用されています。
定年退職後に再就職をして、数年勤められた後、再度離職をされる。
その後は、愛する奥さんと旅行などを楽しもうと思っておられた矢先に
奥さんが、多発性硬化症を発症されました。
ここからTさんの、介護生活が始まりました。
もともと几帳面な性格のTさん。
徐々に筋力が低下していく奥さんに対して、
あらゆる知恵と行動力を発揮されました。
Tさんが、どんな行動を取られたか…
(その1) *写真
浴室に、ホームセンターで購入した材料で、手作りの手摺りを作り、
奥さんの使い易い高さ・長さを測り設置をされました。
福祉業者並みの出来ばえで、握り易さにもこだわっておられます。
奥さんが亡くなられた今も、ちゃんとついており、Tさんが使用されています。
(その2)
トイレに行く事が難しくなったため、ポータブルトイレの下にタイヤを付け、
奥さんが立ち上がった所にトイレを持っていき、座るタイミングで差し込み、
安全に排泄できるようにされた。( こんなの見たことにゃ~い!(*_*; )
(その3)
口の周りの筋力が弱まり、よだれが多くなり、布マスクを使用されていた。
マスクの清潔を保つため、マスクの紐も外し洗濯される。
洗濯後のマスクに再び、紐を通す。
紐を同じ形に戻すため、三角の型紙を作り、長さを合わせておられた。
奥さんの体力が低下していく中、創意工夫・気配り等 挙げればきりがないほど
こだわりを持って、奥さんを支えられました。
Pトイレに行けなくなり、紙おむつにパット・紙パンツになられた時も
パット・パンツ1枚1枚の表に「まえ」と記入して、置く位置も研究される。
それをデイサービスの職員やヘルパーにも丁寧に教えてくださっていました。
飲み込みも難しくなる奥さん。それでも口からの食事が出来るようにと、
コーヒーゼリーやお茶ゼリーも自分で軟らかさを調整して作られ、
奥さんに食べてもらっていました。
病院の受診も、ヘルパー等のサービスは利用されず、Tさんが自分でされていました。
奥さんの日常生活動作への低下が見られ、食事介助にも時間がかかるようになったが、
週1回のヘルパー・週2回のデイサービスの回数を増やすこともなく過ごされました。
ただ、Tさんが気にかけていたことは、“自分が救急車で運ばれるような事が起きた時、
奥さんはどうなるのか?“ということだけで、介護への負担感は全くなかったそうです。
しかし、そんな事態になったときのことも考慮して、ショートステイの利用を1泊2日の
サービスから開始。少しずつ日にちを延ばしていき、その後に施設入所となりました。
入所後も、一日も欠かすことなく毎日、奥さんに会いに行かれていました。
愛妻を支え、守り続けた 奥さん思いのTさんは、今日も訪問してきたヘルパーと
亡き妻の思い出を語りながら、お元気に生活をされています。
こんな素敵な夫婦のエピソードが、あふれる街 “基町”
皆さんも一緒に、基町ヘルパーとして 働いてみませんか?
Tさん夫婦みたいな、素敵なエピソードに出会えるかもしれないにゃん(*^^)v
以上、素敵な奥さんの欲しい✨ 基町にゃんたろうが
11月22日『いい夫婦』の日にちなんだ、素敵なご夫婦のお話し
をお伝えしました! にゃん !(^^)!