3月28日は舟入公民館にて「地域ネットワーク会議」を開催しました。
このたびは、神崎・舟入・江波学区の民生委員児童委員さんの中から、それぞれ高齢者部会長さんに
集まっていただき、4月からの介護保険改正について確認し、意見交換しました。
地域で暮らす高齢者にとって民生委員さんは身近な相談相手です。
民生委員さんが訪問して声をかけて、「様子がいつもと違うな」と感じたり、生活の困りごとを
聞かれたときには、地域包括支援センターなどへ連絡される「橋渡し」の役割をされています。
「4月からの介護保険改正により高齢者の生活にどのような影響が出てくるのか?」
民生委員さんとしてはその点に注目されておられます。
新しいサービスなども導入されていますが、現時点で高齢者・民生委員さんともに関心が高いのは
訪問介護の「生活援助」でしょうか。
今までの「30分以上60分未満」「60分以上」から、
「45分未満」または「45分以上」に変更されたことにより、
「ヘルパーさんが今までは1時間30分来てくれていたのに、4月からは1時間になると言われた」
と多くの高齢者が話されています。
行政としては、「一律に利用時間に上限を設けないように」と指導されていますが、
事業所により対応はさまざまです。
江波包括としては、仮にヘルパーの時間が減ってしまっても・・・
ヘルパーの時間が短くなって買い物が難しくなっても、近所で宅配してくれる店はないだろうか?
ヘルパーの資格はとったけど働いておらず、地域の役に立ちたいと思っている方はいないだろうか?
こんなテーマで4月に神崎・舟入・江波の民生委員さんと情報交換会を行い、「今までしている
こと」を活かして「支えあいの町」を目指していきたいと思います。
お忙しいなか集まっていただき貴重なご意見をいただいた各学区の高齢者部会長の中川さん、
佐藤さん、吉岡さんには大変感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。