記事一覧

第7回 ひろしまケアコンテスト

ファイル 857-1.jpgファイル 857-2.jpgファイル 857-3.jpgファイル 857-4.jpgファイル 857-5.jpg

11月25日と26日に公益社団法人広島市老人福祉施設連盟10周年記念事業「やりがいから生きがいへ」が広島駅南口地下広場、広島市総合福祉センター5階で開催されました。このイベントは公益社団法人として10周年の節目に会員施設、事業所の取り組み、介護の事・介護を仕事として選ぶ事について市民の皆様に知っていただけるよう企画されました。

私は、26日に5年ぶりに開催された、第7回ひろしまケアコンテストの応援に行ってきました。コンテストの競技は食事部門・入浴部門・排泄部門に分かれており、当法人からは、入浴部門に基町デイサービスの平畑佑樹さん、排泄部門に看護小規模多機能の河田隼さんが参加されました。事前に課題で情報が渡され、当日は利用者モデルを相手に、大勢の観衆と審査員が厳しいチェックをする中で実演しなくてはならず、見る側にも緊張が伝わってきました。各事業所から岸田さん、米田さん、堀池さん、下手さん、古崎さんが応援に来られていました。平畑さん、河田さんお二人ともやり終えた後のインタビューでは、緊張したが、日ごろやっている介護を実演して、こだわった点や気を付けた点などを話されていました。競技終了後には審査員の先生から今回の課題のポイントを解説してくださる場があり、介護のプロとしてご利用者の思いの先まで考えて介護することが大切だと言われていました。今回は惜しくも表彰台に立つことはできませんでしたが、経験した事を施設に持ち帰り今後の介護に活かしてくれることと思います。

もう一つのメイン、「介護職員のオフ紹介」で3名の方の介護以外の活動の発表がありました。当法人から、居宅介護支援事業所の清見久美子さんが四世代同居の日常を4コマ漫画に描き、SNSで発信し「4世代同居くんちゃんち」を出版されたことを紹介されました。騒々しくも愉快な日常のハプニングが満載な漫画は介護や育児の悩みを少し軽くしてくれていると話され素敵な発表でした。観客席から見ておられた施設長は少し心配そうでしたが、清見さんの立派な発表を見てホッとされていました。

その他にも、沖田孝司・千春夫妻によるビオラとピアノのミニコンサート、介護芸人鹿見勇輔さんのトークショーなど、イベント多数でとても楽しいひと時でした。今回の記念事業の企画段階から携わっておられた渡部施設長は、二日間連盟のスタッフジャンパーを着てお手伝いされていました。寒い中大変お疲れ様でした。