私を含め、7名の職員で、令和6年度の中国ブロック大会に参加しました。当日は、現地表彰者のリハーサルなどの関係から、早く集合しないといけない6時出発組(渡部、網本、大前)と、8時半出発組(松本、村上、梶本、戸嶋)に分かれて研修会場の松江テルサに向かいました。
研修会当日は、式典と記念講演会がありました。式典の中の中国地区老人福祉施設協議会会長表彰では、大前仁美、松本和也、上綱真琴、吉村和子の4名の職員が表彰されました。今回は、大前仁美と松本和也の2名が参加し、大前仁美は、広島市の表彰者の代表として、壇上で、会長から直接表彰状を頂きました。日々職員と接していると、月日がたつのを感じずらいものですが、このような表彰の機会に参加するとそれぞれの職員が、13年以上にわたって各々の部署で活躍されてきたことに気づかされます。江波、基町のそれぞれの部署で長期間仕事を続けてこられ、多くの人々と接し支え支えられてこられたのはすばらしいことだと思いました。
その後、全国老人福祉施設協議会会長大山知子より、中央情勢報告があり、記念講演に移りました。記念講演は、佐野史郎さんのトークショーでした。本人は、最近2カ月入院することがあり、医者や看護師の人間観察をしていると、忙しくのんびりする暇もなく、学びの多い入院だったと話されていました。俳優らしく、朝、回診にきた看護師が、「お体いかがですか?」との紋切り型の挨拶が気になり、なぜこのような挨拶をするのだろうと考え、その結果、この人は、患者を心配するのではなく、患者を心配している私の事をわかってほしいと思って話しかけているのではないか。また、入院先の職員の多くは、患者を癒すためにこの仕事についているのではなく、自分が癒されたいので医療関係者になったのではないかと思うようなったとのことでした。とても、思慮深く、人間観察力の高い方だと思うのと同時に、はっと反省させられる内容でした。佐野さんは、5代続く医者の長男だそうです。