3年ぶりに対面での中国地区老人福祉施設長研修会が、松江市で開催された。初日(11月15日)は、午前中に中国ブロック役員並びに研修委員長会議が開催されたため、7時半に悠悠タウン江波を出発した。会議では、3年ぶりの大会の上、現地参加のみの募集としたため、何人参加いただけるか心配したが、215名程度の参加がありホッとしたとのことだった。
午後から、研修会に入り中央情勢報告等があった。老施協を代表し厚労省の審議会に参加されている小泉立志副会長からの報告だった。生々しい裏話もおりまぜ、飽きさせることのない内容の報告だった。感嘆したのは、役員の皆様の活動の労力だった。日々の活動に頭が下がると同時に、これではいくら体があっても足りないのではと心配になった。
その後、懇親会では、多くの老施協の仲間と楽しい時間を過ごさせていただいた。ここで驚いたのは、社会福祉法人放泉会の「さわらびシンフォニックバンド」だった。職員で編成されたバンドは、プロ顔負けだった。来年度の主催である広島市老人福祉施設連盟の職員も、このバンドをバックに一曲歌わせていただいた。
二日目の記念講演は、中村ブレイス株式会社だった。中村ブレイスは、石見銀山の大森町にあり、義肢装具を作る会社だけでなく、街づくりにも貢献しているとの内容だった。大森町は、人口400人の町だが、中村ブレイスの職員は全国から集まり、80人いるとのことだった。ベストセラーの「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司著)にでてくる会社だったので、とても楽しみにしていた講演だった。
来年は、広島市での開催予定なので、しっかりおもてなしに取り組まないといけないと気が引き締まった研修会だった。