令和4年度の理事会が、3月29日に開催されました。今回の理事会は、令和5年度の事業について検討することが主な内容でした。
当法人の山本匡理事長の挨拶の後、新たに理事として広島市医師会から推薦された山﨑浩之理事、江波地区連合町内会長の守本肇理事にあいさつ頂きました。その後議事に入り全ての議案が承認されました。
令和5年度の大きな取り組みの一つは、厨房改修です。平成7年4月に事業が始まって以来入居者100人の三食と通所サービス利用者の昼食を365日休むことなく提供しています。この設備も29年目に入り、問題なかった設備も今では古くなり不具合が起きたり、建物自体も傷んできています。
また、集団給食を提供する事業所は、HACCP(ハサップ)の衛生管理の手法を取り入れることが求められています。そのため、今回の改修では、ハサップの基準に向けて取り組みたいと思っています。
また、配膳車についても、今まではほこりなどが入らない程度の設備でしたが、温かいものと冷たいものを同時提供できる温冷配膳車を購入予定です。厨房設備の改修は、大きな取り組みで、設計管理なども含めますと、8000万円ぐらいの事業になります。
新しい設備に変われば、利用者の食事の提供や衛生管理など食事の提供状況の改善が見込まれるのですが、頭が痛いのがその改修工事期間の食事の提供になります。具体的には、工事の間の1~2か月、弁当などで対応しないといけなくなります。期間が長いので、入居者の皆さんなどが食事に飽きてきたりして、食欲が落ちたりしないか心配しています。
電気設備も、一時使えなかったりするので、6~7月の気候の良い時に実施する予定です。