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「2022(令和4)年8月6日平和記念式典」に参列して

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悠悠タウン基町ホームヘルプサービス管理者の米田慎志です。
この度、2022(R4).8.6の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(以後、平和記念式典)」において、遺族代表として献花と平和の鐘を打つ役割を拝命しました。当日までの二か月余りで、戦争や核兵器のない世界、平和についてなどを改めて考え、とても多くの事を学ぶ機会となりました。
平和記念式典の目的は、「遺族、市民及び各界有志参列の下に、原爆死没者の霊を慰めるとともに、世界恒久平和の実現を祈念する。」ということにあり、①原爆死没者名簿奉納→②式辞(広島市議会議長)→③献花→④黙とう、平和の鐘→⑤平和宣言(広島市長)→⑥放鳩→⑦平和への誓い(こども代表)→⑧あいさつ(内閣総理大臣、広島県知事、国際連合事務総長)→⑨ひろしま平和の歌 の流れで行われました。
私が担当したのは③と④をこども代表の方と一緒に行うことでした。こども代表の方は終始落ち着いた様子でゆったり構えておられ、私の緊張を和らげてくださいました。④では8:15から約1分間の間に7~8回鐘を突くのですが、これがなかなか難しい。鐘を突くたびに鐘の揺れ方が不規則でタイミングを合わせるのにひと苦労。はっきり言って祈る余裕はありませんでした(涙)。しかし、静寂の中で皆さんが祈っている雰囲気が伝わり、少しでも遠くにまで鐘の音が響くように意識していました。とても不思議な感覚であっという間でした。その後の平和宣言や平和への誓いやあいさつを聞きながら、色々な思いがこみ上げてきました。

いまさらながらですが、77回も続いている平和記念式典は、広島市役所の各担当の職員の皆様、たくさんのボランティアさん、ご年配の方から若者まで世代を超えた祈りや願い、活動や思いを伝える新聞記者の皆様など、多くの方々の支えがあって成り立っていました。一刻も早い世界の平和が来ることを祈ります。

最後に、広島市原爆被爆者協議会、広島市役所の各担当職員の皆様、基町地域の皆様、悠悠タウン江波基町の職員の皆様、たくさんの応援や励ましのお言葉を下さった皆様、多大なるご配慮とご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。これから、どんなことをすれば戦争や核兵器のない平和が実現できるのか、役立つことは何であるかなど考えながら精進していきます。