平成24年から継続してきた「ほのぼの基町花クラブ」ですが、昨年より事業が中止となり、今年度も再開の目途が立っていません。基町地域包括支援センター前に並んでいるプランターは「ほのぼの基町花クラブ」が開催されない中でも、日頃から地域の高齢者の方々(花の管理の達人の方々)によって管理され、緊急事態宣言下でも毎日の水やり、枯れた花の処分、施肥、種まきなどが行われていました。
しかしながら6月も半ばを過ぎますと、昨年秋に植え替えたパンジーやビオラは終焉を迎えてきていましたし、春に地域の方々によって種まきされたアサガオやフーセンカズラは発芽がそろい、蔓を伸ばしはじめていました。植替え作業や支柱立ての作業を行うには個別では難しく、人手が要る作業ですので、“植替えは何時(いつ)できますか?”、“支柱立ては何時になったらできますか?”などと、少人数でも一度集まって作業できないか求める声があがっていました。支柱に蔓を結わえるための麻ひもを切り分けて、いつでも作業できるように事前準備されている方もおられました。
6月24日、包括職員を含めて3名で作業を実施。きれいに土づくりしたプランターには、中央公民館らくらくガーデンクラブからご提供いただいたマリーゴールドの苗とコスモスの苗を植替え、アサガオ、フーセンカズラの蔓性植物には支柱を立てて誘引しました。
・花の達人Aさん女性(87歳):「ようやく植替えることができました。これで落ち着きます。恰好がつきました。」
・花の達人Bさん男性(82歳):「これからの生育が楽しみですね。」
以降も花の管理の達人の方々による毎日の水やりやお手入れが続けられ、真夏を迎えた7月にもきれいな花を咲かせています。“プレイボーイ”と名が付いたバラの花も見頃を迎えています。