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悠悠タウン基町小規模多機能型居宅介護事業所の開所式と内覧会

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 悠悠タウン基町小規模多機能型居宅介護事業所(以下小多機)の開所式を、令和3年7月22日(木祝)10時から、また、同日13時~17時と、23日(金祝)10時~17時の二日間で内覧会を行いました。コロナ渦のため感染予防対策をしつつ、限られた人数で、時間も30分と縮小し開催しました。
 開所式は、本会の佐々木博理事長の開会挨拶、アルマ建築設計事務所代表取締役の桐林潤様、広電建設株式会社代表取締役社長の瀬﨑敏正様からのお祝いの言葉、出席者の紹介、記念品贈呈、事業の概要説明、そして最後に本会の佐藤修治評議員の閉会挨拶と、滞りなく行われました。この度の小多機は、超高齢化が進んだ基町地区
において、平成30年12月に住民代表と広島市とが「将来を見据えた基町地区のまちづくりビジョン」を共有し、令和元年10月に「宿泊機能を持つ」本事業を公募。「住み慣れた地域で最期まで暮らしたい」という地域の方々の長年の願いを叶えたいと、基町地区で在宅事業を展開してきた本会が応募、選定され実現することとなりました。そのため、開所式には瀬戸口連合自治会長をはじめとする地域の役員様、また、広島市都市整備局からも御出席いただきました。基町地区ではお一人暮らしや老々介護の世帯も多いため、緊急時や柔軟に利用しやすい本事業は、住民にとってメリットではあるものの、一方、通常のショートステイや特別養護老人ホーム等のように、宿泊時の食費や宿泊代等の減免制度が使えないため、低所得の世帯にとってはデメリットです。その点は、今後の基町地区のまちづくりの、残された課題の一つであると言えます。
 内覧会は、二日間で合計53名の来所がありました。ご利用者様・ご家族様をはじめ、各自治会長様、民生委員・児童委員様、医療機関様、地域住民や地元商店の方々も来てくださいました。また、開所準備中には、地域の方から、備品等のご寄付も多くありました。皆様の期待に応え、本事業が地域の安心につながり、また、私達も助けていただきながら、「基町の宝」の一つに加えてもらえるよう、一緒に事業を進めていけたらと思っています。今後もご指導、ご協力の程、宜しくお願い致します。(藤原美喜副施設長)