当法人は、広島市医師会が中心となり立ち上げた社会福祉法人です。そのため、かかりつけ医の対応などにも特徴があり、
在宅で生活していた時のかかりつけ医が、入居後も往診が可能ならば引き続き嘱託医になってもらうシステムになっています。
そのため、通常特養に入居したら、かかりつけ医との関係は切れるのですが、その心配がない体制が取られています。
もう一つ、他の社会福祉法人にないのは、広島市医師会、福山市医師会、岡山市医師会、姫路市医師会の事務局等が、
毎年交代に場所を提供して、それぞれが経営している事業(例えば、病院、看護学校、介護事業所等)の職員が集まり、
意見交換の機会を設けていることです。今年は、12月13日に、姫路で開催されました。今回のテーマは、訪問看護事業の
人材対策が主なテーマでした。ご多聞に漏れず、どの事業所も職員採用には苦労しているようで、特効薬はないようでした。
ただ、毎年集まっていることもあり心許せる会となっていますので、忌憚のない話し合いができました。
その後は、会場を移して懇親会となり、益々普段聞けない話、世間話に話がはずみました。このような、心許して話し合いが
できる機会が持てることは有難いことです。
次の日は、書写山園教寺へあがり、ラストサムライのロケ地など、心清らかに山寺をめぐりました。その後、姫路城、
新鮮なかまぼこを肴に、地元のお酒の立ち飲み所により、帰路につきました。
今回は、私と訪問看護の管理者の上前、地域包括支援センターのセンター長の坂本、基町事業所の副施設長の藤原の4名で
参加しました。次回は、広島市医師会が担当ということなので、しっかりとおもてなしをしなければいけないと思いました。