交通事故を起こさないようにとお守りを制作している人の御紹介をさせて頂くにゃん。
Aさんの娘婿さんが20年前ひき逃げ交通事故で亡くなり、その事をきっかけにAさんは交通事故のお守りを作り始めました。同じような悲しみを味わってもらいたくない、交通事故を無くしたいとの願いを込め作り続けて今年で8年目。知り合った人、近所の人、タクシーの運転手さんに配っています。又、毎年原爆の日には200個作ります。
作成にはいろんな色の毛糸を使い、交互に編み、中には清めの塩を詰め、飾りには小さい鈴を付けています。外出時は肌身離さず持って頂けるよう杖やカバンに付けられるよう編んでいます。縁起を担いで編み終わりが4や9の数字にならないようにしているそうです。
とにかくやさしい娘婿さん、Aさんが生活に困った時には食事の面倒を見てくれたり、娘婿さんが住んでいたアパートの部屋を使わせてくれたそうです。
そのアパートには今も住んでいます。
娘婿さんとの思いがいっぱいつまった部屋、ここを離れたくない、思い出すたびに涙が出ると当時を振り返る。Aさんは今でも娘婿さんの事を思いながら毎日一つ一つ手編みでお守りを作成しておられます。