今年は例年にない暑さですが、少し日が傾いて涼しくなった18時から、納涼祭(盆踊り)が始まりました。去年の納涼祭から
1年間に亡くなられた方の名前を読み上げた後、黙とうをささげ盆踊りがはじまります。今年は、平成7年の開設以来、
悠悠タウン江波のサービスを利用されて江波で生活されていた谷中スマコさんにも黙とうをささげました。これで、開設以来
利用されている方は一人だけになり、月日の流れを感じるとともに感慨深いものがありました。毎年、亡くなられた方にこの時期、
思いを寄せる機会は大切な事で、この施設で納涼祭を行う役割の一つはここにあると感じています。
今年は、例年より子供さんの参加が多く、参加された皆さんは子供さんから元気を頂きました。また、参加された子供たちは、
楽しむだけでなく、特別養護老人ホームに入居されている皆さんと触れ合うことで、高齢者のことに目を向けたり、福祉について
考える機会になったらばありがたいと思いました。
更に、今年は職員にとって、とてもうれしいことがありました。納涼祭の次の日のポストに、匿名の一通の手紙と寄付金が
入っていました。
このことは、次の日の朝の申し送りの場で、職員全員に伝えました。寄付金も大切なものですが、職員にとって、この手紙は
かけがえのないものとなりました。
『悠悠タウンの職員の方々が日々社会福祉の立場から
地域貢献されている姿を御拝見させて頂き頭の下がる
思いで一杯になりました。今後、更なる躍進の一助に
なれば幸いです。大変失礼と思いますが、御寄付
させて頂きます
地域に住む者より』