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平成30年7月豪雨

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7月6~8日を中心に、西日本、とりわけ広島、岡山、愛媛を襲った豪雨は、各地域に大きな被害をもたらしました。
ただ幸いなことに、広島市内は、局地的な被害が中心でした。
広島市老人福祉施設連盟では、7月10日、加盟施設全てからの情報を元に、援助の必要性が予想される施設5か所前後に
電話をかけ、詳細な情報を得た後、最も援助が必要な施設「あきなかの」を選択し、会長を中心に視察に伺いました。
施設に到着すると、地下の駐車場が浸水しており、ポンプで排水をしていました。浸水のひどいときには、2m近くに
なったそうでしたが、訪問時は30cm前後でした。施設を囲むように排水が流れており、その排水路が土砂で埋まって
いました。その土砂を除く作業に援助必要だとのことで、ボランティアを募集することになりました。
当施設では、7月13日に、私と藤原美喜の2名で伺いました。この度の豪雨被害の特徴で、幹線が遮断され、重要な
ライフラインが止まる等、生活への影響が甚大でした。当日も交通渋滞が酷く、南区役所あたりから、現地まで交通渋滞が
続いていました。
現地では、排水路の土砂を除く作業がはじまっていました。私たちも、スコップ片手に参加したのですが、現在も水が
流れている排水路なので足場も悪く、作業中に何度も足を取られ(藤原さんは何度も土砂に足をすくわれそうになり、
あと、一歩でこけそうでした。)ました。1日作業を終わってみると、ほとんど作業前と景色は変わっておらず、当分
援助が必要な状態でした。
そのため、施設へ帰った後、今後のボランティアの参加を募ると、多くの職員が名乗りを上げてきてくれました。
排水路は、土砂が埋まっており、魚の死骸が浮かんでいましたが、何匹か土の上ではねていました。そのため、排水路に
魚が泳げる程度の溝をほって、その中に魚を誘導して帰りました。着替えて確認にいくと、元気を取り戻していました。