悠悠タウン基町居宅では、年4回『家族会』を行っています。
うち2回は、介護されている家族の方に“介護の想い”を吐き出して頂く「座談会」、
1回は、「介護教室」、もう1回は、食事をしながら会話を楽しむ「食事会」を開催しております。
昨年末11月27日(土)に『おもてなし食事会』を行いました。
今までは、ホテルのランチバイキング等へ出掛けていましたが、一昨年から、基町地区の中心部にある基町中央集会所をお借りしての食事会。
「近くて参加しやすい」「ホテルじゃないから服装に悩まなくても参加出来る」などなど好評を頂いております。
今回ご参加頂いたご家族は、初めての方2名を含め13名のご家族に参加して頂きました。スタッフや、地域の方、利用者さんにご協力いただき、手作りの「おもてなし食事会」です。看板は、基町にお住まいの利用者さんにお願いすると、快く引き受けてくださり、すらすらと書きなれた様子で書いてくださいました。お弁当は、基町にある中華料理屋さんのお弁当他、和食、洋食を取り揃え、好きな物を選んで頂きました。飲み物は、ビール、日本酒、梅酒、ジュース、ほうじ茶、お抹茶、麦茶、紅茶、コーヒー、etc前回に引き続き、コーヒーカップ、グラス、お皿、花など職員が持ち寄り、雰囲気作りをしました。
それぞれ、好きな物を選んで頂き、デザートもワッフルとお抹茶に合うお饅頭をご用意いたしました。
以前、お茶をされていた方で、現在脳梗塞後遺症の為、片麻痺になられている方が、お茶を飲まれる場面、麻痺した手を使って飲まれる姿は、担当している職員も驚くほどの作法でした。
また、今回初めての試みで、ビールサーバーを使い、自分でサーバーからビールを注いでもらいましたが、思い思いに泡の量を調整し、中には溢れ出る人も居たりして大変盛り上がりました。3テーブルに分かれての食事では、各テーブルでいろいろな話題で盛り上がりましたが、時節柄、カープの話や、サンフレッチェの話題で花が咲きました。
日頃、高齢で協力し合って頑張っておられるご夫婦は、何時も余り喋られない奥様が沢山話しをされたり、最近ご主人を亡くされ元気が無かった方が、参加してくださり笑顔を見せて下さったり、普段の関わりではなかなか見られない一面を見させていただくことが出来改めて、家族会のすばらしさを感じることが出来ました。