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『広島市家族介護事業 家族介護者教室』

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 先日の夕方、電話をとると、家族の声で、「○○です。ケアマネジャー?」緊張した空気は一瞬で伝わってきました。
「○○さん、どうされましたか?」「母が、母が動けなくなって。座っていて、前のめりにうつ伏せて…」救急車を呼ぶべきかどうか迷い、私に電話を掛けてこられました。
救急車の要請は、勇気がいるものですが、話の内容から急ぐと判断し、すぐに救急車を呼んでもらいました。
私が到着すると、母親を救急車に乗せてもらいながら娘さんは「この間、介護者教室で習ったばかりだから!」「火事ですか?救急ですか?って、落ち着いた声で救急隊員の方がおっしゃることに、言われるままに答えたらいいって」「行ってよかったです。私、落ち着いて答えられました」「先生とスタッフの方に御礼を言っといてください」と言われました。

広島市家族介護者教室は、市の委託を受けて老人福祉連盟の一員として悠悠タウン江波も担当している事業です。
高齢者を介護している方や介護に関心のある方を対象に一年間いろいろな講習や実技等を行っています。H28年7月27日に日本赤十字社広島県支社の赤十字救急法指導員の山田純一氏にしていただいた救急法を娘さんも受けておられました。
今回の事で、この事業が介護をされている方々の助けになり、同じように介護をしている方に出会う場所として、存在意義を感じた出来事でした。
MEKIYO