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新人職員/特別養護老人ホーム

毎年4月は花見や家族懇親会などの行事があり、
あっという間に1カ月が過ぎ去るのですが、
今年も4月から4名の方が介護職員として働き始めています。

新人といっても、10年以上経験のある方から今年専門学校を卒業した20歳の方など経歴は様々です。

どの介護施設でも新人職員教育には力を入れて取り組んでおられることと思いますが、
当施設では今年から「業務報告書」というものを作成し活用し始めました。(副主任が考案)

新人職員は先輩職員の指導を受けながら勤務しているのですが、
気付いた点、1日の振り返りを報告書として提出していただき、
当日の指導職員、副主任、相談員、主任がそれぞれ目を通しコメントを残すというものです。

新人職員にとっては日々の仕事で手一杯と思うのですが、
必ず勤務した日は報告書を提出するようにお願いしました。

先輩職員にとっても提出された報告書に目を通しコメントを残すということは、
日ごろの介護(実践)を相手にわかりやすく文章で表現するわけですから大切な作業となります。

「業務報告書」のやり取りを通じて、
経験のある方からは介護方法などについて適切なアドバイスをいただき、
新卒の方からは自身が働き始めた頃の気持ちを思い出させてもいました。

新人職員にとっては緊張の連続の1カ月が過ぎました。
今後はローテーションの1人として勤務することになってくるのですが、
上手く新しい風を取り込みながら、手を取り合い支え合いながらがんばっていきたいと思っています。