4月25日に高齢者虐待ケースで処遇検討会を開催しました。
現在、高齢者虐待の相談を地域包括が受理すると、48時間以内に区健康長寿課と
虐待かどうかの判断や緊急保護の必要性などを判断する「コアメンバー会議」を開催します。
そこで支援方針を決定した後に、区担当者、包括職員、担当ケアマネや
介護事業所職員を含めて「処遇検討会」を開催します。
今回のケースは、ご家族の方に「虐待している」という自覚はありませんので、
利用者さんの保護だけでなく、ご家族の支援を誰がどのように行うのか?
という点についても話し合いました。
虐待ケースには、すべてのケースに共通する決まった解決方法はないと思います。
関係機関で情報共有を密にして、利用者・ご家族に対して、
いつ、誰が、どのように支援するのか?
それを繰り返しながらの試行錯誤です。
介護をされる家族の方が孤立して、悩みを誰にも打ち明けられず、苦しんで・・・
という状況にならないよう、家族の方が集まって介護の悩みを話せるような場を
つくっていきたいと思います。