民生委員さんからの依頼を受け、ある1人暮らしの女性の自宅に訪問しました。
「足を怪我しているので、買い物や洗濯などの家事ができない」
という状況でした。
ただ、その女性の方と話をすると、
「買い物をしてもらったり、弁当を持って来てほしいわけじゃない。
怪我する前までは自分で買い物や洗濯ができたのだから、元の身体に戻りたいんよ。
原因もわからんし、情けないんよ」
と言われました。
私たちは、「身体が不自由」=「日常生活に支援が必要」と考えがちですが、
「その方が何を望んでいるのか?」
「その方が自分自身で解決できるよう支援するにはどうすればよいか?」
ということを常に考えて、支援する側からの一方的な支援にならないよう
心がけていきたいと思います。