広島市連合地区地域保健対策協議会が主催する
「医療と介護の連携推進検討委員会」が6月に開催されました。
中区としては何をどのように取り組んでいくかを
行政・地域包括・居宅介護支援事業所の代表が出席し、
介護側からの意見・課題を出し合いました。
参加者で意見交換を行った結果、
①急性期病院との入院・退院時の連携
②開業されている医師との連携
の2つの課題が挙げられました。
3年前から中区内の地域包括と、中区内の病院との間で情報交換会を開催していることもあり、
まずは①から取り組むこととなりました。
ここ数年で「地域連携室」を設置する病院が増えており、
直接主治医の先生にご意見をうかがうことが難しくても、
地域連携室を通すことで情報交換がスムースに行えるようになっています。
情報交換会の中で統一した情報提供書を作成しましたが、
各機関の職員など変更点もあるため見直しの作業をする中で
お互いの業務など確認できればと思います。
また、地域包括職員・介護支援専門員・医師が顔の見える関係になることで、
開業されている先生と情報提供書を使用するなど連携を深めることも検討されました。
高齢者の在宅生活や入退院が不安なく行えるよう、
これからも行政・医師会・介護支援専門員・地域包括が
連携を深めていきたいと思います。