ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは...
「人生の最期をどのように過ごしたいか、どんな医療やケアを受けたいかを、元気なうちに自分で考え、家族や医療者・ケアチームと話し合い、共有しておく取組み」
基町地域包括支援センターでは年2回「ACP」について地域住民の方へお話をさせて頂いています。人生の最期を考えると言われてもイメージつきにくいですよね。
2月28日の金曜日の会で広島市中消防署 警防課救急係 白土救急係長に消防の立場でACPについての講義をして頂きました。
本人が延命治療を拒否するという意思を事前に表明しても、心肺蘇生を実施する事があった事案等を用いてわかりやすく説明してくださいました。
講義を聞いた参加者さんから「元気な内に家族や主治医・周りの方にしっかり意思を伝えておく事が大切だね」という声があり、少しイメージが出来たかなって思えました。
そして、これからもこの取組みの継続が必要と強く感じました。
講義の最後に白土救命係長が言われた「救急隊には救うべきものが2つある。傷病者の命と傷病者の家族の心」という言葉が印象的でした。