ある日の夕方、姉から電話がありました。84歳の実家の母がこれから緊急手術をすると。この1,2ヶ月 胃の痛みと食欲不振が続いていました。今日の受診で腸に穴が開いている事がわかったそうです。1ヶ月の入院になるとか。
私の両親は東広島市に暮らしています。89歳の父は21年前の脳出血で右片麻痺の後遺症があり、要介護2の認定を受けています。週3回デイケアに通い、ベッドをレンタルし玄関に手すり、階段に昇降機を設置しています。
そんな父の介護者である母の入院です。姉はすぐに担当のケアマネージャーに連絡をして、ショートステイが利用できるよう手続きをして貰いました。父は個室を希望したのですが2人部屋です。「個室じゃないなら家におる!」「ヘルパーさんに来て貰えば大丈夫!」と。利用までの2日間で何とか納得し、ショートステイを利用しました。
母の手術は無事に終わり、経過も良かった事から10日間で退院する事ができました。
姉が近くにいるものの、娘3人共に仕事もあり、妹は遠方です。約3週間ショートステイを利用したので、母は安心して療養できたのです。
私もケアマネージャーの仕事をしていますが、父の担当ケアマネージャーのようにご本人やご家族にとって、いざという時に頼りになるケアマネージャーでありたいと思った出来事でした。