特別養護老人ホームでは、年2回の火災避難訓練と、年1回の災害避難訓練を実施することになっています。
ここ何年かはコロナ禍ということもあり、今までのようには実施できていません。今年度第1回目の訓練は6月23日に特養、看護小規模多機能型居宅介護で火災を想定した避難訓練を実施しました。今回は夜間を想定した避難訓練で、夜勤体制の中での対応となります。夜間は、職員も手薄で、看護小規模多機能型居宅介護では、職員は一人体制になります。そのため、隣接している特養の職員の応援体制の確認、緊急連絡網の確認が主な訓練になってきます。
中でも機器の確認は大変で、何度聞いても覚えきれない事もありますので、真剣に業者の説明を聞いていました。例えば、特養には、事務室に様々な緊急の電話が6台もあります。
災害は、起きてみないとどのような対応が適切だったかはわからないことも多いですが、訓練することにより、何をしないといけないかの確認だけでも効果があります。入居者等が安心して生活できるためには大切な取り組みになります。