【基町にゃんこ 散歩が好きな95歳の女性A様を紹介するにゃん】
A様は基町地域包括支援センターに来所され「野菜やお茶の葉を盗られるという相談があり関わり始めたにゃん。
自宅に伺わせて頂くと、毎回のように物を盗られるという相談があり、時には「冷蔵庫にあった魚を盗られた。これは警察に言いに行かんといけん」と言われる事もあり、どのようにA様と関わっていけば良いか悩みました。
人と人との関係性、人と社会との関係性、その関係性をより良い関係性にするにはどのような対話をしていけば良いか検討していきました。それからA様の想いや人となりを大切にして関わらせて頂き、A様と前向きな対話ができるようになり、A様は少しずつご自身の話をされるようになりました。
A様から「八丁堀まで散歩に行き、人の観察をする事で、人と会話をしている気分になるのですよ。仕事を辞めてから散歩を始めて、やっぱり足腰が丈夫でないといけないね。散歩をして足腰を強くする事でこのように元気に過ごせているのですよ。私は今まで一人で何でもして来ました。このように職員さんと話ができて嬉しいです」と言われるようになりました。
今ではデイサービスを利用され、地域とのつながりができ、地域住民との交流もされるようになりました。「今から八丁堀まで行ってきます」今日も元気に散歩に行かれているにゃん。