11月29日(金曜日)に、「精神科領域におけるネットワーク会議」を開催しました。
この会は、精神疾患や障害を抱える方々が、地域でその人らしい生活が送れるように、地域の精神科の先生や訪問看護師さん、障害福祉サービス、介護保険サービス、行政の方々と、「顔の見えるネットワーク」の構築を目的に、平成20年から毎年開催しています。
今回の会議では、様々な障害を抱えた利用者さんに対して、私たち支援者の「見方」や「関わり方」を変えつつ、それを支援者の間で共有することで、繋がりを増やしていった結果、利用者さんにも変化がみられてきた具体的な実例を紹介させて頂きました。その実例を元に、参加して下さった方々とグループワークを行いました。それぞれの専門職の視点で、それぞれの専門職が「できること」、「できそうなこと」について活発な意見交換ができました。
会議の最後に、基町地区で行っている「基町地区高齢者見守りネットワーク」と「地域の達人」について紹介させて頂きました。「できること」、「かかわりの工夫」を引き出す一つのツールとして活用頂くようにお願いしました。
会議後の懇親会では、参加者全員で事業所毎に自己紹介を行って頂き、親睦を更に深めました。それぞれの支援者の「見え方」を話し合う事ができました。先ずは、専門職同士の繋がりを深めて、早期に支援が可能となる関係作りの大切さを共通できる機会となりました。