9月の親子カフェは、「今、困っていることは何ですか?」のテーマで自閉症の息子さんを育てて来られた保護者の方2名と、そのお子さんに長年関わって来られたヘルパー事業所の方にお話をして頂きました。
経験させることの大切さ、回数を重ねさせること。
それも小さいうちだからこそできるんだ、と話されており参加者の方々は頷かれながら聞いていました。
また、「地域に助けられた。」という言葉も印象的でした。
「何かあっても近所の人が声を架けてくれた。昔から知って貰っているから今も地域で暮らせている。」とのこと。
家族だけの支援でなく、周囲に協力者を増やしていった姿は、今で言う共生社会そのものだと感じました。
中学校に入り、思春期は落ち着かず、今までは通っていた指示が通らなくなったり、他害も出た、とのこと。
事業所の方も、その頃は対応にかなり工夫がいったと言われていました。
最後には「ずっと大変な時ばかりではないですよ。今だに良い時も悪い時もあります。」と笑顔で話されていました。
様々なエピソードをユーモアたっぷりにお話頂いて、参加者からも、たくさん質問が出て盛り上がりました。
次回は、「思春期の前から できること」のテーマで
発達障害親の会 *PEACCH*代表 唐内 愛さんにお話し頂きます。
前回のお話しが大好評で、参加者からの熱いリクエストにお答えし
唐内さん、2度目の登場です。
実践と知識を組み合わせた、飽きさせないトークで参加者の満足度も
高い唐内さんのお話を、是非、聞きにいらして下さい。