にゃんだか基町地域包括支援センターからいいにおいがするので行ってみよう。すると、そこには80代の女性の姿。いつも元気な斉藤さんだにゃあ。斉藤さんは、ご主人と数十年、お寿司屋を営んでいたそうにゃ。立ち仕事で忙しく働いて、ご主人が亡くなった後も70台後半まで家政婦の仕事をしていたそうにゃ。「人に喜んでもらいたい」そんな思いで人と接する仕事を選んで来たそうにゃ。仕事をやめてからも、占いを学習したり、切り絵などの作品作りをしているが、これも「人に喜んでもらいたい」との思いから続けているそうにゃ。そんな斉藤さんと新たな取組みを考えているようなので、教えてほしいにゃ。
地域包括支援センターの職員さんどんな取組みをするのか教えてにゃん。
斉藤さんの得意な事を活かしていけるように、調理・食事グループの協力者として参加していただけないか打診しました。調理・食事グループは、調理の得意な方や痩せている方、一人では食が進まない方などの地域の方に、栄養を付けてもらい、元気になってもらおうとの思いで今年度から立ち上げようとしています。斉藤さんは、「みんなが喜んでくれるなら」と快諾してくださいました。今日はその試食会ということでカレーを作っていただきました。「背が曲がって、立ち仕事も難しくなり、座って調理をすることが増えた」と照れながら話される斉藤さんですが、とても力強く、勇気付けられます。「調理の達人」として声をかけさせてもらいましたが、「人を喜ばせる達人」「人を勇気付ける達人」でもありました。
そうなんだにゃー。「人に喜んでもらいたい」素敵だにゃー。