基町にゃんこ
3月20日春分の日の朝、地域住人の重松さんがやってきた。「ケーキを入れる箱ってありますか?」
???! 相談を受けた岸田職員が伺うと、ニャンということでしょう、昨日から作っていた“乾パンケーキ”が2台(1台21㎝)仕上がったので、包括まで持ってきたいとのこと。ニャニャ、ニャンデ?
賞味期限が近くなった“かんぱん”が重松さんの手によって生まれ変わらないかと密かに澤田職員が依頼していたことに、早速重松さんが応じてくださったのでした!
ひとつはホイップクリームのケーキ、ひとつはシナモン入りスポンジケーキ。5枚入りの乾パンを3袋分使用。乾パンは砕いて粉にして生地に混ぜ、余りはホイップクリームに混ぜて間に挟んだ。全て粉にするのは大変だったので、一部の大き目のかけらは土台に使ってみた。
先週届いた新しいオーブンレンジを使用した第1号とのこと。重松さんは『レンジのレシピを参考にしただけです』と照れくさそうに語られましたが、“乾パン”をどのように生かすのかは全て重松さんのアレンジでした。試食会の感想では、「柔らかくて、とても乾パンで作ったように思えない」「乾パンのゴマの風味が出ていて香ばしい」「ホイップクリームが甘さひかえめでおいしい」などなど。一緒に試食した80代、90代のお年寄りもむせたりすることなく、おいしく頂いておられました。
洋菓子屋さんでの職歴がある重松さん。その“地域の達人”としての腕を振るって、悠悠タウン基町に春を運んでくださいました。夢が広がりますニャー。
(乾パンケーキのレシピ:1台あたり)
乾パン 7枚半
玉子L玉 4個
薄力粉 60g
グラニュー糖 120g ※ホイップクリームのケーキは台には 上白糖を使用。ホイップクリームにはグラニュー糖で甘みをつけた。
シナモン 中さじ2杯
ホイップクリーム 1個と2/3
バター 16g
牛乳 大さじ少々
バニラエッセンス 適量