8月20日未明に発生した広島市北部の豪雨による土砂災害により犠牲になられた皆さまに追悼の意を表すとともに、
ご遺族の皆さまに対しまして心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災された皆さまにも心よりお見舞い申し上げます。
当施設では広島市老人福祉施設連盟が事務局をされているボランティア活動に参加しています。
8月26日から2名ずつの参加で対応しています。「私も何かできる事があればお手伝いしたい」という思いで参加しました。
8月29日は60名以上の参加者が慈光園に集合。そこからバスで緑井7丁目付近に移動し約20名の3班に分かれました。
実際に現地へ到着し、被災地を目の当たりにすると自然界の脅威に恐怖を感じざるを得ません。
この日は地場でまとめ役をされている方の指導の下、重機の入らない用水路での作業でした。
溜まった泥を土嚢に入れてリレーで広場まで運び出します。
思った以上の泥の重たさと、少しずつしか進まない作業に疲労も蓄積されていきました。
「土嚢を運ぶよ~」「重すぎ、少なめに入れて~」とみんなの心を一つに土嚢をリレーします。
約20mの用水路を20名が1日がかりでやっとのこと綺麗にする程度しかはかどりません。すべてが予想を超えるものでした。
発生から1ヶ月が経ちましたが、復旧の目途がたたない地区もまだまだあると聞いています。
元通りの生活を取り戻すには、かなりの時間や労力がかかると思われます。
これからもボランティア活動が続く限り参加し、少しでもお役に立てればと思っています。
最後になりましたが、事務局をされている広島市老人福祉施設連盟、
拠点施設の慈光園・可部南静養園の方々にはお世話になりありがとうございます。
写真は、8/29(金)緑井7丁目付近の用水路の泥出し作業をした様子です。
地場のリーダーの方の「作業前と作業後の写真を撮ってモチベーションをあげてガンバリましょう!」との声かけがあり、写真を撮らせていただきました。