写真右:「江波」電停前の中央分離帯におさん狐の像が立っています。
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広島市江波地域包括支援センターの担当地区である
神崎・舟入・江波学区の素敵なところ・魅力を紹介していきます。
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以前、地域の紹介(1)で「気象館通り」をご紹介しましたが、
江波にはユニークな通称を持った通りがまだあります。
今回は「おさん通り」を紹介します。
JR横川駅から広島市中区江波沖町の江波三菱までの、広島市道横川江波線があります。
その道路の、広島電鉄江波線の終点「江波」(えば)電停から、
1キロメートル先の江波トンネルを抜けて江波三菱正門までの区間は
「おさん通り」の愛称として、地元の方に親しまれています。
この「おさん通り」の通称は、江波の昔話のおさん狐からきています。
江波の皿山公園付近に棲んでいたといわれるおさん狐
年齢80歳、500匹の眷属を操り、京参りをしたり、
伏見に位をもらいに行ったりと風格のある狐で、決して人を殺めることはなく、
地元では愛される存在だったといわれています。
私は江波地区に勤務し始めた当初、おさん狐を「お産狐」だと思っていました。