先日、病院から退院された利用者さんの件で処遇検討会を開催しました。
病気の治療のためこれからも通院が必要ですが、1人暮らしのため治療以外にも
買い物や調理・掃除・洗濯など日常生活全般に支援が必要になります。
担当ケアマネさんが毎日ヘルパーを利用するケアプランを作成しましたが、
1日のうちヘルパーさんが訪問する時間がごくわずかです。
そこで江波包括と担当ケアマネさんが相談し、本人と離れて住んでいるご家族の了承を得て、
地域の民生委員や、町内の役員さんに声をかけ、会議に参加していただきました。
民生委員さん、役員さんともに入院前からの顔馴染みですので、
「これから何かあったら声をかけてや。またのぞくけぇ!」
と本人に話していただくと、表情がおだやかになりました。
今回のような会議で担当ケアマネさん、地域の方々が顔を合わせて話をすると、
利用者さんへの介護サービス内容も伝えることができ、利用者さんの様子がいつもと
違うことを地域の方が気づいたときにすぐに連絡してもらえるようになります。
今回の利用者さんは「家で過ごしたい」と希望されています。
介護保険事業所と地域の方々が協力して、
地域での生活が安心して継続できるよう支援していきたいと思います。