神崎学区社会福祉協議会事務局(写真左)にて「地域ネットワーク会議」を開催しました。
「地域ネットワーク会議」とは、町内会、民生委員・児童委員協議会、地区社会福祉協議会、
老人会、女性会などの各種団体と地域包括支援センター・行政関係者が地域の課題解決について
話し合う場です。
このたびは町内会長、神崎学区社会福祉協議会事務局担当者、民生委員さんに集まっていただき、
来年度から作成する「福祉のまちづくりプラン」について話し合いました(写真右)。
神崎学区では65才以上の高齢者の方が約1500人。そのうち1人暮らしの方が約460人と
ほぼ3人に1人が1人暮らしとなっています。
どの地域でも共通している課題と言われますが、神崎学区においても町内会や老人会への加入率が
下がっており、特に若い人が参加していないことが課題とされています。
さらに、最近は1人暮らしの高齢者を狙った悪質な詐欺事件も増えています。
おそらく生活する上での困りごとや「こんな町にしたい」という思いは、世代や立場によって
異なると思います。
来年度から作成する「福祉のまちづくりプラン」は5ヵ年計画ですので、最初の1年間をかけて
各種団体や、地域で暮らす方々の思いを集めることになりました。
4月から「実行委員会」を立ち上げて、作成に向けての具体的なスケジュールを立てます。
その中に地域包括支援センターも参加させていただくことになりました。
私たちが「福祉のまちづくりプラン」作成に関わることで、
・「要支援1・2」の認定を受けて、日常生活に支援が必要となっている方の気持ち
・要介護認定を受けずに暮らしていけるよう介護予防に取り組んでいる方の気持ち
・近所に家族や親戚、友人もおらず「もし何かあっても誰にも頼れない」と言われる方の気持ち
・家族を介護されていて、この先どうなるのか不安に思っておられる方の気持ち
・身体は不自由になったけれど、まだ何か人の役に立ちたいと思っておられる方の気持ち
などをプランに盛り込むことができればと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。