平成24年度から、喀痰吸引などの医療行為の提供を、介護福祉士が実施することが可能となっています。平成24年以前の介護福祉士が医療行為を実施しようとしたら、研修を受け、演習、実地研修等を受けないといけません。そのため、広島市老人福祉施設連盟では、平成25年からこの研修の実施に取り組んでいます。
研修会場は、広島市老人福祉施設連盟の事務所が千田町から現在の松原町に移転後、平成三十年からは、使い勝手の問題等から、悠悠タウン江波の拠点の一つである二本松4階の研修センターで実施しています(令和2~4年は中止)。
今年度は、11/5,6,13,18,29,3,4,10,11,16に広島市老人福祉施設連盟の会員施設の介護福祉士を対象に「喀痰吸引等研修」、11/6に介護福祉士を指導する看護師を対象に「喀痰吸引看護指導者研修」を開催しました。
また、これらの研修には、職員も講師として参加しています。今年度は、私が、看護指導者研修の「制度の概要」を担当し、喀痰吸引等研修の「経管栄養」「演習」を三重野和恵特養看護師、梶岡晶子特養看護師が担当させていただきました。このような時は、両看護師とも、いつもと違う雰囲気がでています。普段は見ることのできない雰囲気で、いつも以上に頼もしいように感じました。このような機会を持つことは、日頃の仕事を振り返る機会になったり、他の施設の職員と交流する等、自分たちの勉強の機会や刺激になっています。
この江波二本松の4階は、このような研修以外に、法人内の職員研修、地域の集まりなどに活用いただいています。